梅雨の語源・梅雨時期の過ごし方とは?

長雨が続き、湿度が高くて不快指数が上がる嫌な梅雨。
気象庁の判断で「梅雨入りした模様です」と報道されると「ああ来たか」とうんざりしてしまいますよね。
でもなぜ「梅雨」には「ばいう」「つゆ」と読み方があるのでしょうか。
また、「梅」はどこからきたのか気になりますよね。 そこで今回は梅雨の語源を調べてみましたので、梅雨時期の過ごし方とともにご覧ください。
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梅雨の語源とは?
「梅雨」というのは中国から渡ってきた言葉で、「つゆ」と呼ばれるようになったのは江戸時代頃だとされています。
ばいう
●中国では黴(カビ)の生えやすい時期の雨だということで、「黴雨(ばいう)」と呼ばれていた。しかしカビは印象が良くないため、同じ読みであり、季節にも合った「梅」の字が使われるようになった。
●梅の熟す時期に降る雨ということから、「梅雨」と名付けられた。
つゆ
●湿っぽく、木の葉などに「露」が付くことから「つゆ」。
●カビが発生する季節は食べ物がダメになることも多く、ダメになる、形が崩れるという意味の「潰れる」から。昔は「潰れる」のことを「潰ゆ(ついゆ)」と呼んでいたため、いつしか「つゆ」になった。
●梅の実が熟し、潰れるということから、「潰ゆ(ついゆ)」で「つゆ」。
以上のように所説あるのですね。
ちなみに別の呼び名では「五月雨(さみだれ)」がありますが、「五月雨」と聞くと途端に風流な感じになるので不思議です。
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梅雨時期の過ごし方とは?
洗濯物も乾かず、食品も腐りやすいという非常に困ったこの時期、出かけるのも億劫になりますよね。
そんな時の過ごし方をご紹介します。
●DVD鑑賞
こんな時こそ一気にシリーズものを観る!というのも良さそうですね。
●思い切って大掃除
大掃除は年末にやるよ!という方もいらっしゃるかもしれませんが、湿気の多い梅雨時期の方が汚れは落ちやすいです。暑くもなく寒くもない季節ですから、重い腰を上げた後ははかどりやすいかと思われます。
●DIY・工作
小さな小物入れや本棚を作ってみるのはいかがでしょう。部屋の中でもできる小さな工作キットも売られています。お子様と一緒にぜひ!
●読書
シリーズもの全巻一気読みできるのも、雨の日ならでは。
●料理・クッキングトイ
最近はこどものオモチャでも本格的なドーナツやお寿司、プリンなど作れますよね。
出かけられない日にはお子様と一緒クッキングトイで楽しむのも良さそうですね。
●体調管理に気をつける
雨の日で出かけられないからとダラダラと寝てしまうのはよくありません。
気圧の変化や気温の変化で体調を崩しやすいこの時期、日中ゆっくり過ごすのも良いですが、早寝早起きのリズムは崩さないようにしましょうね。
●新しい雨具を用意する
かわいい傘や長靴を新調してみるのはいかがでしょう。
思わず出かけたくなるかもしれませんよ。
北海道には梅雨がないとよく聞かれますが、それは梅雨前線が北海道までこないからなのですね。
納得です。
ジメジメとした梅雨時期、食品の長期保存はなるべく避けるようにして、水分、栄養、睡眠をよく取って過ごすようにしてくださいね。
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