成人式・着物の着付け当日と前日の準備と注意点とは!

成人の日は毎年1月の第二月曜日です。
地域によって、成人式をお正月の間に済ませるところもあると思います。
女性は着物を着る人たちが増えていて、成人式当日はかなり早い時間に美容室へ行き髪の毛を結ってもらってから着物を着つけてもらうという流れです。予約でいっぱいのその日は早い人だと6時前からという人もいます。
しかし、ただ、着物をもって美容室に行くというものではなく、最低限しておかなければいけないことがあります。
なんの準備もしないで行って、着付けの人たちが大変だという話をききます。
まずは前準備というものはどいういうことをしたらいいのかお伝えします。
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目次
前日にする前準備とは
実際にある話で、美容室に新しく買ったままの状態で持ちこむ人も少なくないそうです。
前日に着物を吊るしておく
新品の着物はきちんと仕付け糸がついたままとなっています。
まずは家で着物の仕付け糸を取り、衣文掛け(えもんかけ)という着物専用のハンガーにかけてつるしておきます。
湿気があったり、あまり早くだすと着物が重さでしずんだりするので前日がいいですね。また着物はアイロンがかけられないので、抑えの役目がしつけ糸であるのであまり早くとりすぎるのはNGです。
新品でないもの、レンタルの着物も前日につるしておきます。
半襟を長じゅばんに縫い付ける
これが一番忘れている人が多い準備です。
これを縫うのは慣れていないと時間がかかります。半襟は絹なので、つるつる滑って縫いにくいものです。
半襟は着物を着たら外して洗うものなので、前に着たものでも付いていません。
これは忘れがちな準備なので注意が必要です。
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美容室にもっていく着物の小物類は
当日は朝が早いので前日に準備しておくといいですね。
もっていくもの
・着物(着付け用小物も含む)
・草履
・足袋
・バッグ(着物用)
・ショール
・髪飾り
着付けで必要な道具
(着物)
肌襦袢(はだじゅばん)
長襦袢(ながじゅばん・半襟を縫い付けてあるもの)
裾除(すそよけ)
腰ひも(3本くらい)
コーリンベルト(長襦袢用1本、着物用1本)
襟芯(えりしん※これも忘れやすいので注意!)
伊達襟(だてえり)
伊達締め(だてじめ)
補正用タオル(3~4枚・体型によって異なる)
(帯)
帯
帯締め(おびじめ)
帯揚げ(おびあげ)
帯まくら
帯板
美容室に着ていく服の注意点
これは美容室の方からも注意があると思いますが、当日に美容室に着ていく服は前開きのものを着ていきます。
これは一番の注意点です。
なぜかというと、着物を着る前にまず髪の毛からセットします。
そして、着付けの時に着ていた洋服を脱ぐときに前開きの服でないと髪型によっては脱げないし、崩れてしまうからです。
泣く泣くセーターを切って脱いだという話も聞きますから要注意です。
その日だけは美しい所作で日本人女性になりきって
日本の伝統衣装の着物ですが、気慣れている人は少数だと思います。
成人式で初めてきちんとした和装をする人が多いので、着慣れなくて大変な一日かもしれませんが、普段洋服で自由に歩いたり、動いたりできてるので着物を着たその日だけは、内またでソロリソロリ歩く。
立ったり、座ったりするとき、手を挙げる時も着物を気をつけながら女性らしい美しい所作をしてくださいね。
大人になった第一歩として、美しいステキな女性になってほしいものです。
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