知っておきたい熱中症の症状・対策・予防法!

海水浴や、キャンプなど夏になるとレジャーにお出かけされる方は多いでしょう。
でも、そんな楽しい中にも、毎年多くの方が熱中症で倒れているのは事実です。
平成27年度には、5万人以上もの人が熱中症で救急搬送されています。
そんな怖い熱中症、あなたはどれくらい知っていますか?
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目次
熱中症のサインと症状
熱中症は軽度・中度・重度の症状パターンがあり、早く気づき対処することが大事です。
この様な症状に気を付けてください。
軽度の症状
めまい、失神、こむら返り、しびれなど
中度の症状
頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感
重度の症状
意識障害、けいれん、会話のやりとりができない、体が熱い
症状は自分で気づかないと解りづらいところもありますので、軽度の内に自分で気づき処置を行うようにしましょう。
また、周りでこのような症状を訴える人がいる場合は、対策を促してあげるようにしましょう。
熱中症になったらどう対策すればいいの?
作業中などに症状が出たな、と感じたら無理をせずに即中断し以下の処置をしてください。
- 涼しい場所に移動する
- 着ている服のボタンやファスナーをゆるめて楽にする
- 足を高くして寝る
- 体を冷やす
- 水分・塩分を補給する(意識がない場合は窒息の恐れがありますので無理に飲ませない)
一例ですが、このような対応をしてください。
これでも治まらない場合は、我慢せず病院に行きましょう。
中度の場合も同じように処置し、治まらなければ病院へいきましょう。
重度の症状が出た場合は、ほぼ自分で対応ができません。
救急車を呼んでもらい、すぐに病院で治療を受けてください。
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熱中症は予防できる
ここまで見ると非常に怖い熱中症ですが、予防で未然に防ぐことができます。
簡単に誰でもできるものをご紹介します。
こまめに水分をとる
スポーツドリンクなど塩分・ビタミンが入ったものや、OS-1などの経口飲料水はからだへの水分の浸透が良いので有効です。
撥水性の高い服で、直射日光から皮膚を守れる衣服を選ぶ
からだに熱がこもる熱中症を防ぐ為に体内では、汗をかくことで体温調整をしています。
撥水性の悪い服は肌が湿り汗をかけない原因となります。
また、直射日光で日焼けした肌は火傷と同じ状態なので水分調整ができない環境です。
長時間外にいなくてはいけない場合は日焼けしないよう直射日光を防ぐ衣服も用意しておきましょう。
予防には漢方薬「五苓散」がよい
五苓散は体内の水分調整を助けてくれる漢方薬なので、尿や汗などでこもった熱を放出してくれる効果があります。
予防の仕方はほかにもたくさんありますので、熱中症にならないためにもしっかり対策して、楽しい夏を過ごしましょう。
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