ふるさと納税の仕組みとは?お礼に家電までもらえるって本当?

ふるさと納税とは自分の住んでいる地域だけでなく、好きな都道府県、市町村を選んで寄附が出来るという制度ですね。
寄附のお礼に特産品などがもらえることは知っているけど、そもそもふるさと納税の仕組みがよくわからないといった方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ふるさと納税の仕組みやどんなお礼の品物があるのか調べてみましたので、ご紹介したいと思います。
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ふるさと納税の仕組みとは
ふるさと納税とは、もともと人口の少ない地方の税収を増やすために考案された取り組みであり、自分で好きな自治体を選んで寄附をしたのち、確定申告をすることによって所得税の還付や住民税の控除が受けられる制度です。
寄附のお礼に地域の特産品や旅行券などがもらえることもあって、人気は高まっていますね。
ではふるさと納税のやり方について見ていきましょう。
ふるさと納税のやり方
①好きな自治体を選ぶ
総務省のサイトやふるさと納税専門サイトで確認できます。
②寄付の申し込みをする
自治体によってはクレジットカードでの支払いであったり振込用紙が送られてきたりします。
③寄附をする
控除は2000円を超えるものからとなっていますので、寄附は2000円以上で行います。
④寄附した自治体からお礼の品と受領書が届く
お礼の品は各自治体によって異なります。初めにもらえる品をチェックしておくのが良いですね。
⑤確定申告を行う
自治体から送られた受領書を持ってお住まいの税務署で手続きをすると、寄附した年の所得税が還付され、翌年の住民税の控除を受けられます。
ただ注意しておかなければならないのは、個人の収入や家族構成によって控除の限度額が変わるということです。
たくさん寄附をすればその分引いてくれるというわけではないのですね。
控除の限度額については大体住民税の20%程度の金額だということですが、ふるさと納税専門サイトなどで確認されることをオススメします。
お得だけど確定申告するのが面倒くさい!
そう考えていた方はきっといるはず!ですがそんな方に朗報です!
【ワンストップ特例制度】
これは、もともと確定申告を行う必要のない方で、寄附は5団体までという条件付きで利用できる2015年から始まったふるさと納税の制度です。
自治体にふるさと納税の申請を行う際に「申告特例申請書」を提出します。
「申告特例申請書」はふるさと納税専門サイトからダウンロードしてプリントアウトできますが、専門サイトによっては自治体から送ってくれる仕組みになっているものもありますのでご確認ください。
「申告特例申請書」にはマイナンバーと本人確認書類が必要になりますが、この手続きを最初に済ませておけば確定申告を行う必要がないので便利です。
ただし控除は住民税のみとなりますのでご注意を!
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米に高級肉に家電まで!ふるさと納税の返礼品とは
各自治体による寄付の返礼品には実に様々なものがありますね。
なかなかおもしろいのでご紹介したいと思います。
●農業体験(北海道岩見沢市)
●世界遺産めぐりツアー(長崎県長崎市)
●ランニングシューズ(大阪市和泉市)
●富士山香水パルファムフジ(静岡県三島市)
●タブレットPC(長野県飯山市)
●一眼デジタルカメラ(神奈川県綾瀬市)
●自転車(福岡県久留米市)
●高級象牙銀行印(静岡県焼津市)
●断食プログラム(長崎県佐世保市)
寄附の使い道は自分で選べる自治体もあるそうなので、応援したい「ふるさと」が見つかったら制度を利用してみてはいかがでしょうか。
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