9月1日は防災の日だけど由来とやることは?

防災の日となる9月1日、テレビなどで報道されているものの、何気なしに過ごしていて、一体、何の意味があるのか考えた方、調べた方は少ないかと思います。
天変地異が多発この世の中、防災の日について考えてみましょう。
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防災の日とは
防災の日は、昭和35年に9月1日を防災の日と閣議決定されたことがはじまりです。
背景には関東大震災が発生した日であると同時に台風が多く昭和34年には5000人以上もの死者を出した『伊勢湾台風』が起きたのが9月であることから、国民の自然災害に対する意識を高め、育成する意味を込めたこの日が制定されました。
制定内容にその主旨が明確に定められており、それが以下となります。
政府、地方公共団体など関係諸機構はもとより、広く国民の一人一人が台風、高潮、津波、地震などの災害について、認識を深め、これに対処する心構えを準備しようというのが『防災の日』創設のねらいである
防災の日にやること
上記にて国が定めた主旨は理解したと思いますが、防災訓練がわかりやすい例となります。
予め○時○分に地震または火災が起きることを想定して、全児童が学校から避難する訓練です。
訓練は、学校だけではなく、最近では特に都心の高層ビルで働く方々も対象に行われます。
想定された時間になると仕事を一旦止め、ヘルメットをかぶり、机の下に入る、そして、例えオフィスが30階だとしてもエレベーターを使わず階段を使用して下りるんです。
大阪では毎年880万人訓練といわれる防災フェスティバルが行われ、実際に緊急速報メールが受信され、各々が今いる場所に応じて避難するといった大規模な訓練を行うところもあります。
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防災週間
防災の日は9月1日で1日のみですが、その日を中心に一週間、防災に対する予備知識を蓄え、災害への備えを強化するために防災週間というもの制定されています。
この一週間の間に上記のような避難訓練が日本の全国各地で自治体が主体となり訓練以外にも、講演会や展示会などといったイベント開催されます。
是非、9月1日またはその日を中心した一週間は時間をつくり家族や友人と防災について考るえるまたは防災に関連するイベントに出席するなどして将来発生するかもしれない大規模災害に備えましょう。
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