エイプリルフールの由来やルールを調べてみました

4月1日はエイプリルフール。
嘘をついてもよい日とされていますが、実に変わった風習ですよね。
大企業までこの嘘で盛り上がるのですから本当に驚きです。
ではエイプリルフールとはいつから始まったのでしょうね。
それに嘘をつくにもルールがあることをご存じでしたか?何をしても許されるというわけでもなさそうですよ。(そりゃそうだ)
ただ楽しみたいだけなのに逆に怒られてしまうことのないように、ルールは覚えておきたいものですよね。
それではエイプリルフールの由来やルールをご紹介しますのでご覧ください。
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エイプリルフールの由来とは?
基本的にはエイプリルフールの起源というのははっきりとはわかっていません。
ただ、有力な説がありますのでご紹介します。
その昔、フランスでは3月25日を新年とし、4月1日までを春の祭りとして祝っていました。
ところが16世紀になりフランス王シャルル9世によって、グレゴリオ暦が採用されることになったのです。
すなわち「1月1日を新年とする」と変更されたわけですね。それに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として馬鹿騒ぎを始めたのですが、これがシャルル9世の怒りを買うことになってしまいました。 馬鹿騒ぎをしていた人々を次々と処刑したシャルル9世ですが、処刑された人々の中にはまだ13歳の少女も含まれていたのです。
そこでシャルル9世への抗議と、13歳の少女や処刑された人々への哀悼の意を表して、後々も4月1日を「嘘の新年」として祝い続けたということです。
これがエイプリルフールの由来とされています。
また、当時は4月1日を「1日中嘘をついてはいけない日」ともされていたようですよ。
いつの間にか「嘘をついて楽しむ日」に変わっていったというわけですね。
ちなみに日本でエイプリルフールの風習が広まったのは大正時代からだそうですよ。
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エイプリルフール ルールを守って楽しく嘘をつこう!
それではエイプリルフールのルールを見ていきましょう!
- 嘘をついていいのは午前中のみ。
- ネタばらしは必ずすること。
- 法に触れるようなこと、人が悲しむような嘘はつかない。
- 嘘によって嫌な思いをしたからと、やり返してはいけない。
このようなルールが挙げられますが、「嘘をついていいのは午前中のみ」というのは暗黙のルールとも呼ばれ、実際には国外の一部の地域のみという説もあります。
ですから基本的には午後に嘘をついてはダメというわけでもないのですが、あまりにも「午前中のみ」というルールが広まってしまうと、午後に嘘をつくのをためらってしまいますよね。また、ネタばらしは必ずしないと後々嫌な思いをすることになりますから、午後はネタばらしの時間にするというのは納得できるかと思います。
それにいくらエイプリルフールだからといっても何でも許される無礼講で済ませてしまうのはとっても危険!
会社の上司など、大切な相手がユーモアのわからない人だと大変なことになりますから、嘘をつく相手はきちんと見定めるようにして下さいね。
エイプリルフールというのはいかに「上手に嘘をつくか」ということに尽きると思います。
嘘をつかれる方も今日が何の日かわかっているのですから、いつもと違う発言には「なんかおかしいぞ」と身構えますよね。
すぐバレてしまうのもご愛敬ですが、どうせならあっと驚かせたい!
そのためにもぜひ「演技力」を磨いて相手を楽しませてあげて下さいね。
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